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犬の笑顔はアハー

呑んだり食べたり見たり聴いたり読んだり思ったり

中山競馬場クリスマスイルミネーション

 13日、呑みに行った帰りに散歩がてら行ってきた。

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入るとまず、食べ物を売っている移動販売車があり、その向こうにツリーが。

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震災前までは毎年、夏の花火大会を楽しみにしていたのだが、予算の関係か、やらなくなってしまった。そのかわりに、このイルミネーションが豪華になったのではないか、と夫は言う。昔はツリーだけだったそうだ。確かに何年か前、ツリーだけのイルミネーションを見たような気がする。

 

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建物のガラスに映っているのも綺麗。

 

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馬車の中に入って記念写真を撮る事ができる。(一昨年に撮った)

 

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肥田金一郎さん、という人の胸像と光る馬達。ボケちゃったけど。福島競馬場中山競馬場の地位向上に大きく貢献した人、らしい。

 

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青い画面の中は、CGで馬がちょっとだけ動く。

 

写真をバシャバシャ撮っていたら、いきなり全てのイルミネーションが消えて、何事かと思ったら、プロジェクションマッピングが始まったのであった。初めて見た。10分近い長さだったろうか。

 

 

再び明るくなって、終了まで10分あまり。

 

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毎年、少しずつ違っていて、綺麗で楽しい。馬があちこちにいるのが競馬場らしい。ツリーの天辺も馬だったし。

遅い時間に行ったためか、人の数も多からず少なからず、のんびり見るには程よい人数だった。

21時に終了。

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27日までなので、もう1回は行きたいな。

 

 

 

これは去年のツリー。天辺の金色は何だろう。トナカイ?馬には見えないんだよな。

一昨年のも同じやつだった。

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今更シリーズ 旅の思い出 桜散る会津+日光 2

 4月25日

6時10分起床。夫は6時半前に起床。

7時前に朝食会場であるホテル内の中華料理店へ行った。

テーブル席がいっぱいだったので、座敷に上がった。このホテルには何度も泊まっているが、座敷は初めて。低い中華の丸テーブルと椅子が点在していて、適当な席に着いた。

小柄なお年寄りや子供にはちょうどいい高さかもしれないが、私達にはちょっと低すぎる椅子だったかな。

いつもの和定食。(チェックインの時、和食か洋食か選ぶ)

 

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8時の電車に乗るために、チェックアウトして駅へ。前日よりも肌寒く感じた。

 

 6番線より8時発車。

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 11時1分、東武日光着。

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駅ロッカーに荷物を預けて東照宮へ向かう事に。

 

 道がよくわからないまま、年配のハイカーの人達の後についていった。歩いて行くと十字路があって、皆さん右に曲がっていく。ぼーっとついて行きそうになったが、方向をしめす矢印を見ると《日光運動公園》と書いてある。反対に曲がる道には《日光東照宮》とあった。ふー、あやうく運動公園に行ってしまうところだった。

東照宮に行くにはメインストリートではない道を歩いていたので、通行人もほとんどなく、のどかな風景を楽しんだ。

 

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 複数のハイカー団体で賑わっている。そろそろ東照宮のはずだが入口はどこだろうと歩いているうちに、どうやら東照宮の裏側を歩いていて、道も行き過ぎていた事に気付いた。

後戻りして横道に入ると、日光東照宮美術館があった。誰もいなくて静かである。

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立派な建物やシャクナゲ?の写真を撮ったりしてから五重塔等がある正面の広場へ。

 

 さっきまでの静けさが嘘だったかのように、大勢の人がいた。

まずは昼食をとろうと、お土産屋さんの中にある食堂に入った。

湯葉定食2000円と瓶ビールを注文。沢山歩いて暑くなっていたからビールがしみる。

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右上の湯葉刺しと真ん中のゴマ和え湯葉?が美味しかった。

 

隣の席でひとり、蕎麦を食べていた外国人観光客と思われる女性、半分くらい残して去って行った。うーん、あんまり美味しそうに見えない蕎麦だったんだよなあ。日本にいる間に美味しい蕎麦を食べて帰ってほしい。日本在住かもしれないが。

 

 

 

 

 その後、無料で見られる範囲で色々見学。

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 帰りはメインストリートを歩く。

古いお土産屋さんの中には、いい感じのテーブルと椅子が。

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やっぱりおやつはソフトクリーム!

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夫はとちおとめソフト、私は湯葉ソフト。1つずつカップに入っているのを機械にセットしてにゅるにゅる出すタイプで、ソフトクリームというにはちょっと硬め。

美味しい。遠近感で大きさが違って見えるな。

 

 

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所変わればサンリオショップもこうなるのか。

 

 ここからの記憶はうろ覚え。特急を使って18時過ぎに浅草に着いたのだったと思う。夕食は地元にもどってから近くの中華料理屋で。

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 前篇を書いてから3か月以上たってから後編を完結させたのでした・・・。

今更シリーズ 旅の思い出 桜散る会津+日光 1

 もしかしたら鶴ヶ城の桜が見頃かも、という期待をもって会津に出かけた私達夫婦。

昨年5月の会津旅と同じように、今回も東武鉄道のフリー切符(7260円)を利用した。

 

 4月24日

9時10分東武浅草発。この時間も昨年と同じ。

車窓から見える、のどかな風景が春らしい。菜の花があちこちに。

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 11時21分日光着。

日光で買ったお弁当

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夫 ます寿司、私 とちぎ牛弁当。私はこれも昨年と同じ。夫は前回ささむすび弁当だったな。私はきっと次に行く時も同じものを買うような気がする。ビールは、夫 キリン一番搾り500ミリ、私 サッポロ黒ラベル350ミリ。

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温泉卵をくずすと、スプラッタな感じになってしまった。

 

 11時37分日光発、14時11分会津着。

宿泊予定のホテルのフロントに荷物を預かってもらい、鶴ヶ城へ。

道々目につく桜の花は、もう終わろうとしていて多くが散っている。

地面に落ちた花びらが風で舞い上がって幻想的。その花びらにまみれながら

「うふふ、うふふ」

と、昭和の少女漫画のように、手を下に広げてクルクル回る夫。

げらげら笑っているうちにお城に到着。

お堀には花びら溜りができていた。

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花びらの地吹雪がすごい。前の週あたりが見頃だったのかな。

 

f:id:shippo4:20150424152013j:plain これが本当の桜吹雪

 

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おやつは当然、桜ソフト!

                                       

 ホテルにチェックイン。部屋にサービスで置いてあるピーナツ煎餅でお茶をいただいてから、盃爛処へ。

予約した18時よりも少し早く到着。

予約する時に、カウンター席がいい、と言うのを忘れていたのだが、入店の時に

「小上がりになりますけどカウンターの方がいいですか?」

と聞いてくれた。

「できたらその方がいいんですけど・・・」

というやり取りを聞いていた、カウンターにいたオジサマ2人が席を替わってくださった。恐縮しながらも、お言葉に甘えちゃった私達である。

f:id:shippo4:20150424181222j:plain ひこにゃんがいるけど、ここは会津

 

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お通しは、菜の花?のお浸しとブリフライ

 

旅先が内陸だと、あえて刺身を食べない夫だったが、今回めずらしく注文。

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ソイとアイナメ。予想以上に美味しかったそうだ。私は生もの嫌いなので食べません。

 

他に注文したツマミは

みのすけ豆腐

栃尾油揚げ

・馬ハラミ串を3本

・青森にんにく焼き

・馬刺し

なめこおろし

 

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これは、おまけで出してくれたブリのハラミ

 

f:id:shippo4:20150424185759j:plain 馬ハラミ串

f:id:shippo4:20150424195255j:plain 馬刺し

f:id:shippo4:20150424203308j:plain なめこおろし

 

 さて、肝心のお酒は

・花さくら(会津娘 純米吟醸)

会津中将(純米吟醸生原酒) 

・泉川(純米吟醸)

・国権(純米)

この国権は、隣の席のKさんという愉快な紳士(先代店主の頃から25年も通っている常連さん)が、いつも呑んでいるという常温で御馳走してくださった。常温、美味しい。

・風が吹く(純米吟醸生酒)

 

 

 そろそろお燗がほしいよね、と、店主のカズ君にお任せでリクエストしてみた。

まずは 開当男山 を出してくれた。もちろん美味しい。

次のお酒をおねだりすると、

「実は燗にするとヘンタイな味になる酒があるんですよ。」

とカズ君が言う。なんだそれは、気になるじゃないか。もちろんお願いする私達。

いつもは福島のお酒を出してくれるカズ君だが、これは珍しく京都のお酒だ。

f:id:shippo4:20150424211958j:plainお茶に見えるかもしれないが、お酒だよ。

玉川(山廃純米22by)を70度にしてくれた。おお、かなりクセがありますね。

で、それに合うツマミとして出してくれたのが

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なんとビターチョコレート!

チョコを食べて玉川を呑んでみた・・・・・うわあなんだこれは!!

この組み合わせはばっちりだ。お酒の温度もぴったりだ。お酒だけで呑んだ時に感じたクセ(嫌なクセではないが、人によっては苦手かも)が、かえっていい感じだ。

カズ君すごーい!と夫婦で感動し、美味しい美味しいと呑みほした。酸が強いせいか、スイスイいっちゃって危険だわ。

カズ君的にはこれが渾身のラスト燗酒のつもりだったようだが、夫が更に別のお酒を要求。私も(えー、まだ呑むの?)と思いながらもつきあう。

・竹鶴(雄町純米)

ツマミは〆に注文した海苔茶漬けだ。

 

燗酒は美味しいのに地位が低く見られがちだよね、などと語り合う夫婦であった。

 

最後におまけだと言って出してくれたのは常温の

・花垣(純米大吟醸)

 

大満足で盃欄処を後にした。

 

 

 ホテルにもどってお風呂にいった。このホテルの宿泊客は、すぐ近くの入浴施設(温泉ランド)を利用できるのだ。広いお風呂に入れてうれしい。色々な浴槽があるし。

お風呂上りにロビーの自販機でジュース(ネクター)を飲んだ。サンキストのネクターなんてあるんだ。懐かしい甘さでおいしい。

0時過ぎに就寝。

百歳を祝う、7月の新潟旅 4

 3日目。

8時半に起きればいいやと思っていたのに7時に目が覚めてしまった。8時までごろごろして、それからのんびり支度を始めた。教育テレビで『羊のショーン』を見たりして、

10時前にチェックアウト。

 

 カツ丼という高カロリー食をお昼に食べるつもりなので、朝食はぬきにした。なるべく早め(開店直後)に昼食をとり、それから新潟市歴史博物館の みなとぴあ まで歩いて行く予定。駅から40分くらいかかりそうだ。

店の開店時間がわからないが11時半には開くだろう。それまで駅の近辺で時間をつぶそうと、ぽん酒館へ。

 以前はCoCoLo本館に入っていて、いつも鮭の焼き漬けを買っていた店がなくなっていた。好きなメーカーだったので、他のお土産屋さんもさがしてみたけど見当たらない。

でも、あった。ぽん酒館に。メーカー名は憶えていなかったが、パッケージでわかった。これと、栃尾の油揚げと、初日に見つけたブラウニーを帰りに買おう。

試食のイカや味噌をつまんで空腹を刺激されながらも、時間はたっぷりあるのでじっくり見て回った。

本屋をぶらついてから、駅前のこぎれいな酒屋さんにはいってみた。お酒の他に置いてあるグッズの中に、鶴齢の巾着を発見。手頃な大きさに手頃な値段(514円)、4合瓶が2本入るらしい。夫へのお土産に購入。

 

 お昼を食べる予定の ぐりる・かんだ の前へ行ってみるとドアに

「仕込みが間に合わなくて開店が遅れる事があります」

と書いた紙が貼ってある。時刻は11時20分だった。11時半過ぎまでその辺を散歩して戻ってくると無事『営業中』の札が出ていた。一番乗りの客だった。

前に来た時はビールも飲んで、ものすごーくお腹がいっぱいになったのでビールはなし。朝御飯でもあるわけだしね。昼ビールは有りだけど、朝ビールは飲まないぞ。

たれカツ丼を注文。

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美味しい。

次に来る時はハンバーグを食べてみたい。

 

 さあ、みなとぴあに行こう。信濃川を渡って川沿いを歩いて行けば着くはずだ。

萬代橋ではなくて柳都大橋を渡る事にした。

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天気が良い。梅雨は明けたのかな。

 

f:id:shippo4:20150711122418j:plainあれに見えるは萬代橋

http://www.hrr.mlit.go.jp/niikoku/info/bandaibashi/shiruhodonaruhodo.pdf

 

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あのビルは多分、朱鷺メッセ

 

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小林まこと新潟市出身らしい。

 

 

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 みなとぴあ着。入場料300円。

何年か前に来たが、その時は冬で駅からバスに乗って来たのだった。泊まっていたホテルに置いてあった、あだち充のタッチをうっかり読んで夜更かししてしまったので、眠い目をこすりつつ見学したのだったな。

 ミニシアターで『新潟 水の記憶』という映像は前にも見たけど、なかなかおもしろい。後半少しウトウトしたけど。

童謡『砂山』の作曲中山晋平バージョンと山田耕作バージョンの聴き比べができたり、

小唄勝太郎が歌っている『東京音頭』を聴けるコーナーが楽しかった。

 

 

 15時半前に博物館を出て、敷地内にある 旧第四銀行住吉町支店をざっと見学。

1927年に建てられて2002年3月まで営業していたそうだ。道路予定地にかかったため移築されたのだという。

 

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 来た道を戻りながら、初日に川沿いで見た竹製建造物(新潟の夢)の中に入ってみた。

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この写真だと誰もいないようにみえるが、人が写らないように撮っただけで、実際には多くの人で賑わっていた。

 

 暑い。ソフトクリームか生ビールがほしいなあ、と思いながら駅まで歩き、結局初日にソフトクリームを買った店でフローズンヨーグルトを食べた。

ぽん酒館でお土産を購入後、忠犬タマ公像を久しぶりにじっくり眺めつつ、夕食はどうしようかと思案。

19時前の新幹線で帰るので、お弁当と缶ビールを車内でとるのが常套だろうが、やはり生ビールを飲みたい!ので、時間は早いけれど小嶋屋という蕎麦屋に入った。

 朝昼兼用のカツ丼効果で、お腹はまだすいていなかったのだが、生ビールとともに鶏のから揚げ3個(甘酢かけ)と枝豆を注文してしまった・・・

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〆は、へぎそば。ふのりをつなぎにしていて、コシがあって美味しい。この容器が へぎ というそうだ。

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ああ、おなかいっぱいだ。

 

 預けていた荷物をロッカーから出し、さっさと改札を通り、ベンチで読書。

18時51分発の新幹線に乗り、21時東京着。22時前には帰宅。

北海道にもう1泊する夫が函館から送ったお土産が届いていた。

新潟って近いなあ。

 

 

追記・不満と要望

 忠犬タマ公像の後ろに、地元の小学生が書いたと思われる『タマ公ひとくちメモ』みたいなものがあったのだが(タマ公はメスの柴犬でした、とか、飼い主の刈田さんを雪崩から2回助け出しました、とかいっぱい書いてあった)、像の後ろにあるのでよく見えなかったのが残念。ちゃんと読めるようにしてほしかった。

忠犬タマ公物語 - 五泉市公式ホームページ

 

 もうひとつ、これは新潟に行くたびに残念に思う事なのだが、酒どころの自負があるならば、飲み屋は有名地酒ばかりではなく、あまり知られていない地酒も置いてほしい。

久保田とか八海山とか景虎とか越乃寒梅とか他にも色々有名酒はあるけれど、はっきりいってその手のお酒は新潟以外でも呑めるのである。「実はこういう美味しいお酒もあるんですよ」という感じで、有名地酒と並べて置いてくれるとうれしい。

百歳を祝う、7月の新潟旅 3

 2日目つづき。

 

 一昨年来た時に迷った末、結局入らなかった店に行く事にした。

階段を上がって2階にある、季節料理 柊。カウンターと小上がりがあり、カウンターに座った。小上がりには2組ほどお客さんがいたが、カウンターには私だけ。

お酒のメニューを見ると、麒麟山・久保田・〆張・緑川・八海山など有名どころが並んでいる中に、控えめながらも存在感をはなっている 鶴の友。もちろん注文。

「冷酒と常温、どちらがいいですか?」などと聞いてくれる。こういうのはうれしい。

案山子で呑んだ鶴の友は特撰(冷酒)だったが、ここは上白。上白は確か普通酒

ううむ、上白の常温、美味しい。鶴の友はいいお酒だな。

 

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素敵なお通し。とうもろこしの芯の部分は、ほんのり甘い『何か』。魚のすり身?何だかわからなかった。聞けばよかったな。

 

板前のマスターが遠慮がちに話しかけてきた。

「地元の方ですか?」

そんな事言われるのは初めてだな。

 

枝豆と十全なす漬けを注文。

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新潟の枝豆は美味しい。

 

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十全なす漬け、白いごはんが欲しくなる味だった。

 

自家製メンチカツに心惹かれる。でもそうすると2杯目はビール飲みたくなるかな。それでもいいか、と店内を見回すと、壁の短冊に『海老しんじょう揚げ 当店人気!』というのが目に留まった。よし、これを食べてみよう。

 

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美味しい。失礼な例えかもしれないけど、ミスタードーナツフレンチクルーラーを思い出す食感だ。 (食感だけね。)ミスドも20数年行ってないけど。

海老しんじょう揚げがくる前に鶴の友をおかわり。

 

 カウンターの中で、マスター夫妻が小さい声で「鶴八の女将が骨折しちゃって、今は大将が一人で店をやってるんだって。」と話しているのが聞こえてきた。

「え!鶴八?」と思わず口をはさんでしまった。前回来た時に入ったのが鶴八だったのである。いいお店だった。マスターによると、このあたりもチェーン店ばかりになって、個人経営でやっているのはこの店と、鶴八と、あともう一軒くらいだという事だ。

 

20時過ぎに店を出た。鶴八の前を通って中をのぞいたら、カウンターにオジサマが数人座っているのが見えた。

 

 

 さて、一人で呑みに行くのは年に2,3回なのだが、呑んだ後にどういう訳かカラオケに行きたくなる癖がある。旅先でその癖が出た事は今までなかったのだが、歌いたくなってきたぞ。どうしましょう。とりあえず、札幌で呑んでいる夫にメール。

《カラオケに行きたくなってきた。私を止めて!》

に対して彼の返事は

《好きになさい。》

じゃあ、好きにさせていただく。夫は1軒目の店がハズレだったので2軒目に行くそうだ。

 

 とりあえず、近くにあったカラオケ屋さんに入るとフロントで、

「まず会員証を作っていただく事になります。ウン百円かかります。」

と言われた。じゃあいいです、とサッサと出て、大手のカラオケ店に入った。1時間。

 

中島みゆきの『強がりはよせヨ』を切々とキモチよく歌っていたら「あと10分」の電話がかかってきたので、もう1時間延長。

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『ハートのイアリング』を歌い終えた時点できっちり2時間。『強がりはよせヨ』が後にも入っているのは、電話で水をさされてちょっぴり口惜しかったから。

満足してビッグエコーを後にした。

 

 コンビニで水を買ってホテルにもどると夫からメールがあった。

 

《ラーメンが食べたい俺はどうすれば良いですか!》

私からは

《心を鬼にしてガマンすればいいと思います!それでもダメな時は自分の腹まわりを思い出せ!》

その10分後に来たメール

《ラーメン屋なう》

塩ラーメンうまかったそうである。自分の腹回りを思い出せないくらい酔ってたか。

 

お風呂上りに、前日買った 風味爽快ニシテ をつまみなしで飲んだ。

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夫は風呂上りにチーズ鱈でビールを飲んだそうだ。(ダイエットはどうした?)

1時頃就寝。

 

百歳を祝う、7月の新潟旅 2

 2日目。

夜中の2時22分以降1時間ごとに目を覚ましていたので寝不足ぎみだが、6時半起床。左のふくらはぎを2か所、ダニに刺されていた。

 

 8時頃ホテルを出て、電車・バス・徒歩で父の実家に着いたのは10時前だった。

玄関を入るとすぐに二間続きの居間があるのだが、奥の部屋に前回(一昨年)はなかった介護ベッドが置いてあって、祖母が横たわっていた。目は覚めていたので簡単な挨拶をして手を洗いにいった。元気だと思っていたけど、さすがに100歳になると寝たきりになっちゃうんだな、と思いながらもどってきてベッドを見ると空である。

あれ?と見回すと、いつもの祖母の席に座っていた。普通に自分で歩いて行ったらしい。

「走る事だってできる」とは本人の弁。足はまだまだ丈夫なようだ。介護ベッドは昼寝用で、夜寝るのは前から使っている自分の部屋のベッドだそうだ。

体は普通に細くて小柄な婆さんだが、昔から足だけはデーンと太く、そのおかげで丈夫なのだろうと一緒に暮らす叔母は言う。

 

 自分の足が丈夫なのは、戦争中に某兵学校の厨房で働いていて、重い食缶を両手に持ち、配って歩いていたからだ、と祖母は言っている。

 兵学校の生徒は15,6歳の少年達。食べ盛りの年頃に食事の量は足りてないので、仲間の分をちょろまかす生徒がでる。ばれたら営倉に入れられ、食事は何の味もつけないにぎりめし2つだけで、塩すらつけてはいけなかったそうだ。が、塩が付いているかなど見た目でわからないのだからと、祖母は塩をつけてにぎってあげていたそうだ。祖母だけでなく、厨房で働いていた他の女性達も皆、子供を持つ母親だったから、同じようにしてたはずだと言っている。

「戦争は本当にいやだよ。」と、ここ数年会いに行く度に言う。ごはんもろくに食べられないのに戦争に勝てるわけないのだ。

 

 祖母が生まれ育ったのは芸者がいる料理屋街だった。

そこで文具等を売る商売をしていた祖母の家の正面に、料理屋だか置屋だかがあり、芸者になるために売られてきた女の子達が可哀そうな扱いを受けていた。

 三味線の稽古で間違えると、女将がバチ(三味線の)を投げつけたそうだが、ケガをさせては損になるので(医者代がかかったりするから)ケガをしない程度にぶつけてから、髪の毛をつかんでずるずる玄関まで引きずっていき、蹴り出していたそうだ。

女の子達はお客さんにお酌をしたり料理を運んだりするとチップがもらえて、それは自分の物にできた。そのお金を持って、さっき女将に蹴り出された子が平ちゃらな顔をして、祖母のいる店に帳面だの何だのを買いにくる。話を聞いてみると

「殺すなら殺せや」という心構えなのだという。今だと小学校高学年くらいの歳である。

(ちょうど、吉田秋生の漫画『BANANAFISH』を読み返している時だったせいか、アッシュ・リンクスとだぶってしまった。アッシュは男の子だけれど。)

 

 もう少し大きくなると逃げ出す女の子が出てくる。しかし、近隣の駅で必ず取り押さえられて

「絶対に逃げる事はできないんだよ。」と祖母は断言していた。

 

聞いたのはこの二つのエピソードだけだが、きっともっとひどい目にあっていただろう。女将はヒステリックで、自身も芸者あがりだったそうだ。

「きっと自分も同じように育てられたんだろうね。」

 

「自分の子がこんな目にあってる、って知ったら親は泣くよ。乞食をしてでも手放したくないと思うはずだよ。」

と祖母は言う。

「お金で人間を売り買いしてたんだよ。今は法律でそういうのが禁止されてるからよかったよ。」

 

今でも形は違うけどそういう事はあるよ、なんて言えなかった。

 

 やがてそんな街に嫌気がさし、今住んでいる場所へ引っ越してきたという。それまでは『夜の街』にいて夜中まで喧しかったそうだが、ここは、すぐ裏が寺町なので朝は早いけれど、静かでほっとしたそうだ。

 

 今回はこの『売られてきた女の子』の話を繰り返し繰り返し繰り返し話してくれた。あとは、子供の頃に『マムシのおマサ』と呼ばれていた話とか、亡くなったT叔母が子供の頃、近所で泣いている子がいると、関係なくてもT叔母が泣かした事にされた話とか。(マムシの娘だからな。)

 

 お昼は海苔巻とお稲荷さんをとってくれた。私は1人前で充分お腹いっぱいなのだが、祖母も叔母も食べきれない分を「若いんだから。」と食べさせようとする。3つ4つはがんばっていただきましたが、叔母ちゃん、私もうすぐ46歳だよ。成長期はとっくに過ぎてるから、そんなにいらないの。まあ年齢差は変わらないから、向こうから見れば若いんだろうけどさ。気持ちは小娘さ。

 

「ここにはジジ(叔父)もババ(叔母)も大ババ(祖母)も揃ってるんだからウチの子になれ。」と祖母に言われた小娘(もうすぐ46歳)。この家の従姉弟達が独立して出て行ってるから淋しいのだろうな。他県で働いている独身の従弟が定年になって帰ってくるのを待っているそうな。彼が定年の頃には祖母は長寿でギネス認定されているよ。

 

f:id:shippo4:20150710115746j:plain 祖母お気に入りのヌイグルミ達

 

 

 

 祖母と手を握り合って別れを惜しんでから、叔父夫婦が駅まで送ってくれた。

 

 18時37分、新潟駅着。

2日目の晩は飲み屋さんじゃなくてもいいかなあ、と思っていたが、無性に枝豆を食べたくなってきた。飲み屋へGO!だ。

                      

 

百歳を祝う、7月の新潟旅 1

 新潟に行ってきた。

夫が一人旅で北海道に行くというので、じゃあ私はその間に新潟に行くよ、となったのだ。

新潟県は父の故郷で、叔父夫婦と暮らしている祖母が5月に百歳になった。その祖母に会いに行くのが目的である。プラスαで飲み食いも少しばかり楽しもうと二泊三日、ゆるめの計画を立てて旅に臨んだ。

 

 初日。

夫は7時過ぎ、先に家を出た。朝食はお弁当を買って食べるというので家で味噌汁だけ口にして行った。私もその予定だったが、時間があったので、あり物のごはんと納豆で腹ごしらえして7時半過ぎに家を出た。今にも雨が降り出しそうな空の色で、電車に乗っているうちにザーッと降ってきた。

前もってお土産を買うのを忘れていたので、早めに東京駅に行き、ゆっくり買い物をした。

船橋屋のくずもちと東京駅の駅舎をかたどったチョコレート。

 

 9時12分東京発、10時49分新潟着。近いなあ。天気は明るい曇り空だ。

ロッカーに荷物を預けてから、駅ビルCoCoLo内の 天地豊作 で、早めの昼ごはん。

こしひかりビールと、にぎり飯・山のけんちん汁セットを注文。にぎり飯は、梅・鮭・昆布・青唐辛子味噌・ふき味噌、の中から具を選べて2個なら720円、3個なら780円。鮭と青唐辛子味噌の2個を選んだ。この店は魚沼産の食材を売りにしているみたいだ。

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こしひかりビールが美味しい。エチゴビールの商品だって。

 

 ぽん酒館に行ってみる事にした。だいぶ前に越後湯沢のぽん酒館には行った事があったけど、新潟市にあるのを知らなかった。駅内に看板広告が出ていて知ったのだった。

 

  こんなおじさんがいたが

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なかなかステキな店内である。日本酒だけでなく、地ビール、醤油、酒器、お菓子、食品色々が所狭しと並んでいる。バクダンおにぎりや糀ドリンクを売っているカウンターもある。もちろん試飲コーナーも。500円で5種類の利き酒ができるのだ。やってみようかな、と思ったが夜に呑みに行くので自重した。

ブラウニーを試食したらとても美味しかったので、帰りに買おう。

 

 街に出ると、マツケンの歓迎をうけた。

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 まずホテルの場所を確認しておこうと歩きだした。前回美味しいカツ丼を食べた グリルかんだ のすぐそばにあった。

 

 夕方までは特に予定を立てていなかったので、観光案内所でもらった地図にある、比較的近い敦井美術館に行ってみる事にした。

私は地図が読めない方向音痴である。あれー、このあたりなんだけどなあ、とぐるぐる歩き回ったのだが美術館にたどりつけない。まあ、どうしても行きたいわけではなかったので、飲み屋街を散策してから駅ビルにもどり、本屋をぶらついた。

落合博満の映画本が目に留まり、『ミレニアム』についての章を立ち読みしてから、ソフトクリーム休憩。新潟産の生乳を使用しているそうだ。牛乳の味が濃くて美味しい。

(家にもどってから敦井美術館を調べたら、私が行った日は展示物の入れ替え時期にあたり、開いてなかったようだ。)

 

 16時頃ホテルに行きチェックイン。16時40分頃ホテルを出て、案山子 という飲み屋をめざした。古町の方にあるのだが、歩いて行くぞ。

萬代橋をてくてく渡っていた時、川沿いに謎の建造物?が見えた。帰りにチェックしてみよう。

目印にしていたイトーヨーカドーまでは迷わず行けた。その後は少しだけウロウロしたけれど、無事に 案山子 着。

 

 カウンターに男性客が一人いただけだった。平日の、まだ17時過ぎだものね。

本日のおすすめ酒、に睦奥八仙があって、うっかりそれを注文しそうになったが、いやいやここは新潟、睦奥八仙は青森じゃん!と気が付いて鶴齢 特別純米 爽醇 を注文。基本は大徳利で出すようだが、私が一人だからか「小徳利にしますか?」と聞いてくれた。

夏らしい爽やかな味で美味しい。

 

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お通し

 

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モツ煮

なんとなく中華っぽい味がする。しょうがとにんにく、そしてほんのりピリ辛。人気だというのが納得の美味しさ。

 

栃尾揚げも注文。「納豆が入っても大丈夫ですか?」と聞いてくれる。

納豆は大好きだ。出てきた厚ぼったい油揚げの間にはネギと納豆がはさまっていた。もちろん美味。

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 鶴の友 本醸造 を注文。本醸造って特撰の事かな。これも小徳利で。本当は純米が好きだけど、鶴の友は何でも美味しいからな。

水が欲しいなと思い、カウンター内で働く店主とパート?の女性を見ると忙しそう。カウンターにはポットが置いてあって、焼酎用のお湯かと思っていたが、よく見ると表面が汗をかいている。冷たい水が入っているようだ。テーブル席にもそれぞれ同じようなポットが置いてある。女性店員さんに、「このお水飲んでもいいですか?」と聞いたら「はい」と答えたのでコップをもらってぐびぐび飲む。お酒を呑むときは水を飲みましょう、の旨がちゃんと書いてあった。

 

 私が入店した時に小アジの南蛮漬けを作っていたようで、いい香りがしていた。それを注文。「まだ味がしみてないと思いますけど・・・」と店主は言ったが、いいですよ、と私。

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 私より先にいたお客さんは早い段階で帰ってしまっていたので客は私一人だった。終盤になって「鶴齢の特別純米はどうでしたか?」と店主が話しかけてきたので、上記の感想とともに、夏酒が色々出てきて楽しいですよね、などと話す。20年ほど前に廃線になった蒲原鉄道についてもちょっと話したり。

 

 ほど良く軽く酔っぱらたのに、まだ明るい。18時半前である。

ごちそうさま、と店を出て、いきなり反対方向に歩き出してしまったが、すぐに気付いて正しい道にもどったあたり、たいして酔ってないな。

 

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イトーヨーカドー。なつかしいマークだな。これはドアノブ。

 

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屋根の上についているマークはセブン&アイだったけれど。

 

 萬代橋を渡りながら、行きがけに見た謎の建造物に再び目がとまり、近くに行ってみた。

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竹で出来た美術作品だった。牡蠣殻がたくさんぶらさがっていて、きれいな音をたてていた。

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 表通りから一本入った、初めての道を通って駅ビルに行き、夜食にみたらし団子の2本パックを買った。飲むかわからないけれど、SAPPORO風味爽快ニシテ という新潟限定ビイルと塩わさびというおかきも購入。(結局この日は飲まなかった)

 

ローソンで朝食用に、納豆巻きとネギの味噌汁を購入し、20時15分ホテル着。

お団子2本はちょっと多かったが、がんばって食べた。

 

0時頃就寝。