犬の笑顔はアハー

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去年のロックン・ロール・ショー

 『忌野清志郎ロックン・ロール・ショー日本武道館Love&Peace 2012年5月2日』の番組を見ることができた。ウチで契約していないフジテレビNEXTでの放送だったけれど、ちょうど無料放送だったのだ。録画してあったのを「わーい!」と見始めたところ、映像に乱れが。数日前の悪天候の日の録画だったので仕方ないか。でもくやしい。

印象に残ったのはLOVEPSYCHEDELICOが歌った『Oh!Baby』。もともと大好きな曲だけれど、LOVEPSYCHEDELICOの二人とDr.kyon(アコーディオン)の3人編成で、アメリカン・フォーク調のアレンジといえばいいのかな、実に格好良くて素敵だった。ちなみにボーカルのKUMIは中日ドラゴンズの外野手大島に似ている。というより大島が彼女に似ているんだな、順番で言うと。

あと、どんとの息子のラキタが歌った『まぼろし』もよかった。原曲のイメージはそのままで、そこに彼がすっぽりはまっている感じ。見た目も声も儚げなので(実際にどうかは知らないけど)、あの傷ついた孤独をうたう曲にぴったりだと思う。それにしても名曲だ。

相変わらず、チャボの『いい事ばかりはありゃしない』は味わい深い。スティーブ・クロッパーが『ドック・オブ・ベイ』をうたい続けているようにチャボはこの曲をうたい続けていくのだろう。

 そういえば、今年のロックン・ロール・ショーには佐野元春が出るそうな。キヨシローの名のついたイベントに元春が出るのは初めてなんじゃないか?何を歌うのかな。

佐野元春については、また改めて書く予定。ここ数年、私の中で元春の存在感が増してきているのだ。